ブログ記事掲載(更新)の少ない私にとって、「わたしがブログを書く理由」のお題を見つけて嬉しくなり、早速書き出しました。このお題は、既に書いたことがあり、また皆さんにも知ってもらいたいからです。
「はてなブログ」を開始して最初の記事が、中断していた前のブログを再開した理由です。まさにこれが「わたしがブログを書く理由」です。
意気込んで再開して、しばらくは更新も続きましたけど、その後すぐに忙しさにかまけて更新頻度が落ちました。
書きたいことは沢山あるのですが、どうしても身構えてしまいます。もっと気楽にとは思いますが・・・
これでは、「わたしがブログを書く理由」を実践できませんね。
何はともあれ、私がブログを書く理由。前置きが長くなりました。過去記事として貼り付けても良いのですけど、あえてコピペします。
これでも十分手抜きですけど、更新が無いよりは良いかと・・・
生物多様性って何? ブログ再開の辞
15年間の「生物多様性」ブログ
私は15年前からブログで、生物多様性、世界遺産・国立公園、巨樹・巨木などについて発信してきた(「人と自然」so-netブログ、現ssブログ)。
ブログ開設の目的の一つが、生物多様性について、多くの人に理解してもらいたいとの思いからだった。
2010年に名古屋で「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催された折には、駅などに置いてあるフリーペーパー「R25」(リクルート社発行)の11月18日号の「ところでCOP10って結局、みんなど何を話してたの?」という記事へのインタビューがあった。
担当ライターの方がインターネットで検索して、私のブログが生物多様性について一番わかりやすかったとのことでお声がかかったとか。
誠に光栄であると同時に、ブログの意義・成果があったと安堵した次第。
その後、大学を退職したのを契機に、2020年3月でブログを閉鎖した。
それがまたなんで再開?
2020年10月には中国の昆明で、COP10で採択された自然共生などの世界目標「愛知目標」を更新して、ポスト2010年目標を採択する予定のCOP15が開催されるはずだった。
しかし、新型コロナ・パンデミックに対する中国のゼロコロナ政策のため、何度も開催延期となり、ついには2022年12月にカナダのモントリオールで開催された。
モントリオールは条約事務局の所在地だが、議長国はあくまで中国という変則的なCOP会議だった。
ここで採択されたポスト2010年目標が、「昆明・モントリオール生物多様性枠組」だ。
この2030年までの世界目標は、新聞などマスコミで取り上げられたことは取り上げられたが、「持続可能な開発目標SDGs」や「地球温暖化=気候変動」などに比べると知名度は圧倒的に低い!
そもそも「生物多様性」自体の知名度が低いのが実情だ。またまたヒガミだけど・・・
若者たちも生物多様性保全のための行動を起こしている(COND:https://condx.jp/)ので応援もしたい。
はてなブログを含めて、多くのブログやWebでも「生物多様性」を取り上げているけれど、私も再挑戦したい。
こんなことから、ブログを再開することにした
生物多様性と言っても硬い話だけではなく、できるだけわかりやすく解説していきたい。
生物学というよりは(もちろん生物学の話もあるが)、むしろ歴史や民俗学、国際関係、時には倫理などに関連することの方が多いかもしれない。私たちの日常生活との関連も。
生物多様性だけではなく、国立公園や世界自然遺産などの保護地域、それにまつわる旅や地域の人々の文化と生活なども・・・
当面は、拙著『生物多様性を問いなおす 世界・自然・未来との共生とSDGs』(ちくま新書2021年刊 https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480073655/)の限られたページ数では書ききれなかった話題や掲載できなかった写真、そして最新の情報などが主となるかなぁ。
表題の「生物多様性って何?」については、時間をかけてブログ更新するので、その中で答えを見つけていただければ幸いだ。
むしろ「共生」への関心が
以上が再開最初の記事での「わたしがブログを書く理由」というわけですが、今では「生物多様性」の発信というよりは、むしろ拙著後半で述べて副題にもなっている、生きもの、地域社会など「世界・自然・未来との共生」に力点を置きたいと思っている次第です。「私的共生論」もよろしくお願いします。