みどりの旅路

実務と研究から自然と文化をたどる共生論・多様性論

2024-03-24から1日間の記事一覧

上橋菜穂子『香君』を生物多様性の視点で読んでみた(3)

上橋菜穂子さんの『香君』について、 第1回では、ウマール帝国がオアレ稲の配布を通じて、飢餓に苦しむ周辺国を属国として支配してきた、その支配構造と源泉について生物多様性の視点から紹介した。 それはまさに、品種改良の結果生み出された多収量品種よる…